多くの企業・施設では、営業時間中はほぼ休みなく空調機は稼働しています。
オフィスや小売店舗における電力需要の約5割は空調です。
ココを見直すことは、節電対策として大きな可能性を秘めています。
すぐできる方法としては、
1.設定温度を高めに設定する。
2.必要のないところの空調を切る。
3.フィルターの掃除をコマメにする。
4.室外機の方向や場所を考え直す。
4については、室外の場所をすぐには変更できないので、少し難しいのですが、
室外機は外気を吸い込み熱交換するため、吸い込んだ外気の温度がかなり影響します。
室外機の吸気するところが壁と向かい合わせであったりすると、室外機が排気した熱を
再び吸気することになったりするので、余計な負荷を与えることになりますので、障害となるものを
取り除き、直射日光を避けましょう。
現在は、デマンド監視装置を導入し、節電に努めている企業も多いことと思いますが、
自分たちが気を付けていかないとなかなか空調費は削減できないのが現実です。
今年ももうすぐ夏がやってきます。早めの対策を講じたいものです。